月15日全漁連コープビルにて「貝殻利用と豊かな海づくり研修会」が開催された。 初めにJF広島漁連の渡辺専務が広島県のカキ養殖状況及びカキ殻の利用現状のついての説明、実際に焼成粉砕カキ殻と無加工のカキ殻の散布を行い、水質浄化効果や底質浄化効果があることを確認し、更にアマモや海藻類などの成長促進効果にも期待出来るとのことだった。 青森県JF川内町漁協、美濃部氏からはナマコ資源の増殖の取り組み報告があり、年々ナマコの漁獲量が減少しており資源を増やす取り組みとして貝殻を敷設しているとのことだった。貝殻隙間などに稚ナマコの着生が多くみられ、着生推進効果が期待出来るとの報告だった。