編集室
けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
また、いつも「水産宮崎」をご覧いただきありがとうございます。
「水産宮崎」の担当となり、早いもので1年が経過致しました。昨年も多くの方々の協力を得てなんとか新年号にたどり着くことができました。協力いただいた方々にこの場を借りてお礼申し上げます。
さて、2015年は皆さんにとってどんな1年だったでしょうか。私にとっての2015年は、身の回りを取り巻く環境がすべて変わった1年であり、時の流れの速さを感じさせられ忘れられない1年でもありました。
昨年は10月5日にTPP交渉が大筋合意に至り、関税についてはノリ、コンブ等の海藻類を除き全て撤廃、畜産物関税の大幅に引き下げという厳しい結果となりました。魚から肉類への消費のシフトによる水産物消費の減少や価格下落が懸念されるところであります。
このため、11月9日にJFグループ宮崎は臨時組合長・参事合同会議を開催すると共に、11月12日に開催された全国漁連・信漁連会長、漁済組合長合同会議においては、TPP合意の影響を乗り越える強い水産業づくりのための全国決議を採択しております。TPPに振り回されない強い漁業の構築に向けて、業界・漁業者が一丸となり今後より一層、それぞれの地元の課題に取り組んでいかなければならないと思料します。
最後に皆様方の健康と操業の安全、大漁をご祈念いたしまして、私の新年の挨拶と代えさせて頂きます。
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