漁政
TPP対策に係る臨時組合長・参事合同会議
漁連大研修室においてTPP対策に係る臨時組合長・参事合同会議が開催された。
去る、10月5日のTPP交渉大筋合意により、漁業補助金は維持されたものの、多くの水産物については関税の即時撤廃や期間を設けた撤廃という厳しい結果となった。
さらに牛肉等の畜産物関税が大幅に引き下げられ、魚から肉へのシフトが加速し、水産物消費の減少や価格下落が強く懸念される。
我々漁業者は、強い水産業づくりに向けて「浜の活力再生プラン」に基づく改革推進していく所存であるが、漁業者の努力が水泡に帰すこととならぬよう、意欲ある漁業者が将来にわたって希望を持って経営に取り組めるよう、漁業者の行なう水産業の構造改革や資源回復の取り組み等に対する強力な支援策を、国に強く求めることで決議された。
全国漁連(府県漁協)・信漁連会長、漁済組合長合同会議開催

TPP合意の影響を乗り越えるための決議案を採択

JF全漁連は11月12日、東京・大手町のTKP東京駅大手町カンファレンスセンターで「 全国漁連(府県漁協)・信漁連会長、漁済組合長合同会議」を開催した。TPP合意の影響を乗り越える強い水産業づくりに向け、「浜の活力再生プラン」に基づく自らの改革を進めていくことを確認し、意欲ある漁業者が将来にわたって希望を持って経営に取り組むための強力な支援を求める決議を満場一致で採択した。
平成27年度磯焼け対策全国協議会
11月18〜19日の日程で農林水産省講堂にて開催された。
全国各地で漁業者等により実施されている磯焼け対策の取組事例の報告のほか、ドローンを用いた簡易な藻場分布調査手法や、高校生が中心となった保全活動などが紹介された。
地産地消交流給食会
る11月2日、五ヶ瀬町立三ヶ所小学校において(公財)宮崎県学校給食会主催の交流給食会に参加した。 宮崎県漁青連 長瀬会長(JF北浦)、東臼杵農林振興局にご協力いただき、北浦朝どれの定置・旋網の魚、漁具や大漁旗、漁法についてパネル展示を行った。漁業・農業・給食食材の3ブースにわかれ、漁業のブースでは魚を見たり触ったり、模擬かつおの1本釣り体験を行った。また、実際にかつおを捌き、漁法についての説明も行った。普段、1匹まるごとの海の魚をなかなか目にすること無い生徒さんにとって大変貴重な経験になったとの感想をいただいた。
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