漁連情報
臨時総会開催
指導部漁政課 田中 聡
る9月5、6日、新人職員研修の一環として北浦の旋網網船である浩栄丸・協栄丸に乗船させて頂き、旋網漁の体験研修を行った。
天候は時々雨が降る程度で、波は穏やかであった。
約4時間かけ漁場を探し、漁場が見つかると即座に網が投入され、網で群れを囲んだ。ジワリジワリと網を引き上げ、群れを追い込むこと約2時間。アゼ網で数十回すくい上げ、水氷とともに運搬船に大量のイワシが収容されていった。
この漁を1晩で1〜2回おこない、職員一同は見学と共に簡単な作業の体験をさせて頂き、体験研修を終えた。
感想
波が穏やかであったとはいえ、船の揺れに慣れていないため船酔いをしてしまった。特にアゼ網でイワシの群れを引き上げる際が最も揺れ、その中でショベルを持ちながら魚艙へ氷水を入れる作業姿には驚き、危険が隣り合わせで過酷であるということを肌身で感じることができました。
イワシがすくい上げられる光景は迫力と美しさから非常に感動しました。もし機会があったらこの感動を多くの人に自分の目で確かめてもらいたいと感じました。
たった一言がきっかけで今回の研修が開催されたため、多くの方にご迷惑をかけると共にお世話になりました。感謝を申し上げます。ありがとうございました。
総務部経理課 村松 美沙
月5日、6日に北浦の浩栄丸・協栄丸において研修を行いました。写真や言葉でしか知らなかった旋網漁業について、船の仕組みや魚を捕る瞬間など、多方面を学ぶ貴重な研修となりました。

漁船に乗るのは初めてで、船酔いしないか緊張もありましたが、憧れの場にいるという喜びが大きかったです。大漁を願い出港しました。

船内は、何日も生活ができるほどに設備が整っており、とても快適でした。また、船首は特等席で、そこから見える景色は格別なものでした。灯船の緑色の光が夜の海によく映えて見惚れ、魚たちも惹きつけられているのだろうと感じました。灯船同士が徐々に近づいていく時は、どれほどの魚がいるかという期待が高まる時間でした。

網も引かせてもらいました。とても重かったですが漁師の皆さんの動きは素早く、驚きました。キラキラと銀鱗輝くイワシが網の中いっぱいにいるところを見て本当に感動しました。

今回重宝すべき多くの経験をし、大変勉強になりました。ご協力頂いた皆様に感謝しています。ありがとうございました。
FISHERIES CO-OPERATIVE