漁連情報
衛生管理講習会が開催される!
崎の魚のビジネスや消費拡大等を図ることを目的として、宮崎のさかなビジネス拡大協議会主催で、マーケテイング展開等に努めていく上で、極めて重要な食品衛生面につきまして、大日本水産会の手塚義博部長を招聘しまして、「水産加工における品質・衛生管理について」とのタイトルで、7月15日(火)宮崎県水産会館、7月17日(木)延岡市社会教育会館の2会場で、講習会が開催されました。
行政、漁協、関係団体、水産加工業者等60名程の出席者のもと、豊かな知識や経験等に裏付けられた講師の丁寧で優しい話し方等で、一見、とっつきにくそうな「食品衛生管理」等について、具体的な事例等を織り交ぜられて、安全・安心の商品提供がいかに重要かなどをわかりやすく説明されて、有意義な講習会となりました。
アンケート結果でも、非常にためになったという意見が、大半であり、好評な講習会となり、今後の宮崎のさかなビジネスの拡大等に大いに役立つ内容でした。
なお、講習会の要旨は、下記のとおりです。
8の基本的な衛生分野に留意すること
@水の安全性 いかなる水産加工作業においても、安全性に関してのもっとも重要な問題は、水の安全性である。
A食品と接触する表面の状態と清潔さ 食品や食品と接触する表面に触れる水、あるいは氷の製造に使用される水の安全性に留意する。
B交差汚染の予防 事務所、作業場、更衣室等の施設は、同一建物内にあることが望ましい。
C手洗い設備や手の消毒の設備、
トイレ設備の維持。
手洗場、手の消毒場、便所の設備の維持管理・手洗いが食品衛生の基本であり、重要である。
D食品と接触する表面を防御すること 潤滑油、殺虫剤、消毒剤等の留意点・覆いやすすぎ洗い等を完璧に行うと共に、換気をしっかりと行い、結露等を防ぐこと。
E適切な表示、保管、及び使用 有害加工物の適切な表示、保管、適切な表示を行うこと。
F従業員の健康状態のコントロール 規則正しい生活をして、自分の健康は自分で守ること。年に1度は定期健康診断を受診し、健康管理に努めること。
G有害小動物の駆除、侵入防止 食品工場からの有害小動物の駆除に努めると共に穴、配水管、その他侵入箇所の遮断を行い、有害小動物の侵入防止を図ること。
水産会館周辺を一斉清掃
年、関係団体職員の協力のもと、ベイコムハート連絡会の主催による宮崎港周辺の一斉清掃を行っているが、本年は7月22日(火)の早朝、水産会館駐車場・周辺道路を中心に行った。
参加した約30名は、各自ゴミ袋と火ばさみを手にペットボトルや空き缶、弁当がらなどを収集した。
早朝とはいえ真夏の作業であり、皆汗だくになりながら約1時間程度で清掃は終了した。
FISHERIES CO-OPERATIVE